News Archive

2004

▲UP4月29日

ジャケット画像追加




ジャケット画像をまとめて入れ替え・追加しました。
LPがほとんどで22枚、CDが10枚、DVDが1枚の計33枚。

うちにはデジタル・カメラがありませんし、あったとしても反射させずに撮影するなど私の腕では無理でしょうから、いつもジャケット画像はスキャナで取り込んでいるのですが、これだってごくごく普通の家庭用です。
当然A4サイズなので、LPが面倒で仕方がありません。
右左半分ずつ取り込み、ずれていたら回転させ、2つの画像の色合いを調整して違和感のないように合成。
ボックス・サイズの場合、左上・右上・左下・右下と、4枚の画像をつなぎ合わせます。
これではせっかく入手しても、面倒でなかなか取り込む気も起きませんが、放っておくと、今回のようにたったこれだけの枚数のために1日がかりというひどいめに遭うので、これからはこまめに処理します、はい。

ほとんどの追加分には脈略がありませんので、個々の紹介はしませんが、13枚追加した33CXにはリンクしておきましょう。

33CX及び33Cのジャケット一覧

このサイトに画像を掲載しているジャケットの全てを私が所有しているわけではないのですが、今回の追加分はみな私の手許にあるものです。
「未入手」、結構減ったでしょうか。

おまけ:
作業前、これから取り組むべきLPの枚数を確認したときの私の心象風景(w

▲UP4月26日

KOTTE

他サイトへのリンク・ネタがつづきます。
今日はサインです。
ドイツのKOTTEというサイトを初めて知りました。

KOTTE Autographs and Signatures

サインの類を集中的に販売しています。
karajanで検索すると、現在7件該当します。
純粋なカラヤンのサインは1件、何故か写真が掲載されていないので、この会社が出品しているeBayのページにリンクします。

これは別にどうということもありません。
日本のYahoo!オークションにだって、これくらい出るでしょう。

他に、カラヤンが1924年夏に両親に宛てた手紙というのが4通あります。

ヘルベルトではなくヘリベルトとあります。
カラヤン16歳。
不思議なもので、音楽的に充実している時期のものでないと、カラヤンといわれてもあまり興味が湧きません。
この年齢では指揮者でさえない。

グレン・グールドのサインがひとつ、57年とありますからベートーヴェンのときのものですね。

私が1番興味深く思ったのは、R・シュトラウスのサインです。

深い感謝と敬意を込めて」といったところでしょうか。
1940年2月18日に自身の前で《エレクトラ》を振ったカラヤンに対しR・シュトラウスが贈ったサイン、などといわれても、もはや現実感がありません。
しかも€6,000もしくは$7,200では、into shopping cartという文字列が浮いたように虚しく見えます(w。
出所は何処なのでしょう。

以上、KOTTEにあるカラヤン関連のサインたちでした。
Othersに掲載するために買ったりはしません(w。
それ以前にこの値段では買えません。

サインの類にはそれほど興味がないのですが、もしカラヤンが眼の前に現れて、私宛てにサインしてくれるのなら、狂い喜びます(w。

▲UP4月21日

http://www.karajan.co.uk/

www.karajan.co.ukというサイトがあるのをいままで知りませんでした。

The Great Austrian Conductor Herbert von Karajan

うちと同じ画像使ってる(w。

しかしすごいな、ここ。
ディスコグラフィーではなく所持品一覧という感じで、LPやCDはもちろんテレフォン・カードや切手のコーナーまであり、見ていて楽しいです。

このサイトには日本人の方も関与しているようですね。
そういえばこちらはまだ公開されていませんが、karajan.cnというドメインも日本人の方が取得されているようで、どんなサイトになるのか楽しみです。

▲UP4月20日

J・S・バッハ:ブランデンブルグ協奏曲第3番と管弦楽組曲第2番(映像作品)

ドリームライフから発売されたDVD、DLVC-9001を確認しました。

このDVDには、67年のJ・S・バッハ:ブランデンブルグ協奏曲第3番と序曲第2番が収録されています。
この映像作品は以前から存在が公表されていたもので、昨年クラシカ・ジャパンで放送されたこともありましたが、コスモテル(ユニテル)の旧ディストリビュータだったUNIVERSAL等からは製品化されず、今回が初発売になります。

録音はモノラル、音質良好ですが、各楽器のバランスにちょっと違和感があり、底辺で聞こえるべき音が妙に突出していたりする部分があります。
画質は極めて良好。
黒背景に白字のタイトル画面やエンド・ロールに小さな白いノイズが出たり、文字が見えづらくなっているところからすると、ドリームライフが丁寧にDVD化したのではなく、ただ単にこの作品のもともとの画質と保存状態が良かったのでしょう。

内容としては、カラヤンの弾き振りを観られるのが特徴でしょうか。
いままで発売された限りでカラヤンの弾き振りが観られるのは84年のジルヴェスター《四季》くらいのものでした。
厳密にいえば、今回の映像作品もカラヤンの実際の音が聞こえているのかどうかはわかりません。
なお、UNITELのWebサイト内にあるこの映像の紹介ページの写真は、この作品のものではありません。

Herbert von Karajan Bach

ちなみに、どうしてもカラヤンの実際に弾いている正真正銘の音が聴きたい場合、メニューインとの《トルコ風》撮影風景か、レジーナ・クレスパンとの練習風景を観るほかありません。

Filmographyを更新しました。
今回私が購入したDLVC-9001は初回出荷の廉価版ですが、通常版のDLVC-1122というのが本当に存在するのかどうかはわかりません。

「未発売」がひとつ消せて良かった。
まだ噂の域を出ませんが、ベートーヴェンの第9交響曲も今後の発売の可能性があるようですし、クルーゾ監督とのモノクロ・シリーズ、とくにリハーサルや指導風景が発売されることを祈ります。
個人的には《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》を是非とも。
《春の祭典》なんかもあるはず。

▲UP4月19日

CELESTIAL AUDIOのサイト

ここのところずっとトップ・ページと新譜ページしかなかったCELESTIAL AUDIOのサイトに、従来のカタログが復活しています。

CELESTIAL AUDIO

以前できたクレジット・カード決済が現在は停止中で、国際郵便為替他での注文になっています。
カラヤン音源の新譜はなさそうですが、既発盤は全て入手できるようです。

CELESTIAL AUDIOのCD-Rはレーベル面は素っ気ないですが、ジャケットはもろ素人風なものの丁寧に作ってありますし、音質もなかなか良いので、今後も期待しています。
これでもう少し価格が抑えられて、国内店頭でも入手できるようになれば文句なしなのですが。

このレーベルが発売しているカラヤン音源の詳細は以下の通りです。

CELESTIAL AUDIOのカラヤン音源一覧

▲UP4月9日

ウォルトン:交響曲第1番

EMIのTHE GREAT CONDUCTORSシリーズ最終回のカラヤン盤にウォルトン:交響曲第1番が収録されるようです。

20世紀の偉大な指揮者たち新譜
アリアCD内)

オーケストラがRAIローマ交響楽団とあるのを見ると、53年12月5日のライヴ音源のようです。

▲UP4月7日

ドキュメンタリ2つ

Classical Video Raritiesの新譜ドキュメンタリ2件について。

以上、Classical Video Raritiesの新譜ドキュメンタリ2件についてでした。
なお、画質に関心のある方もいらっしゃるでしょうから、参考になるかどうかわかりませんが、いくつか撮ったスクリーン・ショットを以下に挙げておきます。
いずれも無処理・無調整、ただしWebでの掲載のため、最高画質(最低圧縮)のJPGにしてあります。
サイズは150kb前後。

これでは残像のせいで正確には伝えられませんね。
無理に言葉で言うなら「20年前に普通のVHSに3倍速で録画した映像を、当時とは別の会社のデッキでずいぶん久しぶりに観ている」といったところでしょうか。
あるいは「1024*768の写真を640*480にしてPhotoshopの画質40でJPGに保存、このJPG画像を再度読み込んで800*600に引き延ばした感じ」といえば良いでしょうか。
すみません、言っている私にもよくわかりません(w。

追記
『100 JAHRE BERLINER PHILHARMONISCHES ORCHESTER』の画面左上に出る「BR」はバイエルン放送のことではないかとのことです。
Sさんからのお知らせです。
ありがとうございました。

▲UP4月5日

Happy Birthday!

今日は誕生日ですね〜。
昨年はさらっと流してしまったので、今年は時間をかけてみました。

先日、夢中人さんからカラヤンの肖像をいただいたお返しに、Illustratorでデニス・ブレインをなぞってみたところ、その画像を壁紙にまでして下さっている方がいらっしゃるそうで、それで調子に乗り、今度はカラヤンをなぞってみました。
自分のサイトのためにベジェを引くのはポルシェ以来です。
ブレインは髪型が整っているので良かったのですが、カラヤンは時間のかかっていそうな無造作風ヘアーなので、閉口しました。
1度線を引いてしまえばあとは際限なく増やせるのですが、切りがないので以下の7色の壁紙にしました。


グラデーション
灰色
白にドロップ・シャドウ
薄灰色
えんじ

グラデーションはJPG、他は全てPNG、ファイル・サイズはもっとも小さい薄灰色の800*600で34kb、もっとも大きいグラデーションの1600*1200で168kbです。
Windowsの方は右クリックで、Macintoshの方はプレス・メニューで保存して下さい。

画像右下にカラヤンのフル・ネームと生没年月日を入れました。
この文字は絶対に消しません。
名前を書いておかないと、誰だかわかってもらえないので(w。
サムネイルで並んでいるのを見るとそれなりですが、実際の画像は線が甘いです。
われながら、もう少しうまく描けるようになりたいとは思っているのですが、なかなか……

では、今日1日Happy Birthday!

▲UP4月3日

「芸術家の肖像レリーフ」

粘土工房アートスさんというサイトで、カラヤンの壁掛けレリーフが販売されています。

芸術家の肖像レリーフ
粘土工房アートス内)

ああ、どうしよう。
これで似ていれば即買いなのですが。

▲UP4月1日

エイプリル・フール

昨年のネタらしいのですが、何と良いタイミングか、今日になって発見し、しっかり騙されてあちこち探してしまいました。

Karajan Heldensonate

参った。

HANDELMANIA

HANDELMANIAというレーベルについて。

昨年、CELESTIAL AUDIOについて教えていただいたとき、リンクのページにHandelmaniaというのがあるのを見つけました。

Handelmania

このサイトはしょぼいですが、もうひとつ独自ドメインの方は比較的まともです。

http://www.handelmania.com/

ライヴ音源を販売している旨書かれているのに、カタログがなかったので、問い合わせたところ、住所を知らせろとのこと。
紙ベースは探しにくいから厭だなぁと思うのと同時に、海外に無料のカタログを送ってくるか半信半疑でしたが、連絡後4〜5日で、分厚いカタログが届きました。

まあたくさん載っています。
オペラと合唱曲がほとんどで、あとは歌手のリサイタル、管弦楽曲はほんのわずかです。
だいたい1ページに40〜50の音源が掲載されていて、これがカセット・テープ150ページ、CDとVIDEO(VHS)がそれぞれ50ページずつくらい。
ちゃんとワード・プロセッサで打ち込んであるのですから、これをそのままサイトに載せるか、もしくはデータのままメールで送ってくれる方が探しやすくて良いのですが……
価格はテープの本数によって$25〜35、CDが1枚につき$10、VHSが$30〜65。
支払いはクレジット・カード不可なので、Disco Archiviaのときの国際郵便為替が使えるかどうか訊ねたところ、大丈夫とのこと。
2〜3日かかってkarajanを全て拾い出し、そのあと他レーベルから発売されているものを除いて、計$500ほど注文してみました。
これが昨年10月。

この手の、レーベルとさえいえない個人販売の常として、届くまで相当時間がかかるだろうと思い、忘れるよう努力しました。
便りがあったのは今年の成人の日前後。
メールではなく封書で、「遅れて申し訳ない。入院してたよ」と来ました。
その後10日ほど経ってから、荷物が次々と届き始めました。
エア・キャップ入りの封筒に2〜3組ずつ、多い日は別々の荷物がいっぺんに3つも届いたりしました。
半分ほど届いた2月の頭から、ピタっと送られてこなくなりました。
それから1ヶ月ほど経って、またまたふらふらと届き始め、どうしたのかと思っていたら、また入院していたとのこと。
全てが届いたのは3月10日でした。

以下、私の注文したものを、カタログ表記のまま、抜き出してみます。
《ワルキューレ》を除いて、全てカセット・テープ。
本当はもう少しあるのですが、届いてから他レーベルとの重複に気づいたりして、削除しました。
記号の1文字目は収録時間(テープ本数)、2文字目はMがモノラル、Sがステレオです。

場所年月日番号記号演奏者
AIDA-(VERDI)
SALZBURG??/??/8000403CSFRENI, BALDANI, CARRERAS, CAPPUCCILLI, Cond:VON KARAJAN.
BOHEME, LA-(PUCCINI)
VIENNA03/22/7500168CMFRENI, HARWOOD, PAVAROTTI, PANERAI, Cond:VON KARAJAN
VIENNA05/13/7700175CMFRENI, HOLM, CARRERAS, PANERAI, WASHIGTON, Cond:VON KARAJAN
CARMEN-(BIZET)
VIENNA03/18/6100187CMRESNIK, GUDEN, ZAMPIERI, WIENER, Cond:VON KARAJAN
CHORUS IN GERMAN.
CREATION, THE-(HAYDN)
SALZBURG??/??/8003049CSMATHIS, ARAIZA, VAN DAM, CREATION
DON CARLO-(VERDI)
SALZBURG??/??/7806817LSFRENI, RANDOVA, CARRERAS, CAPPUCCILLI, GHIAUROV, Cond:VON KARAJAN
GRUBEROVA IS VOICE;VAN DAM IS FRIAR
FIDELIO-(BEETHOVEN)
SALZBURG08/??/7101646CMDERNESH, VICKERS, KELEMEN, RIDDERBUSCH, Cond:VON KARAJAN
LOHENGRIN-(WAGNER)
SALZBURG04/10/7601559LSTOMOWA-SINTOW, SCHROEDER-FEINEN, KOLLO, NIMSGERN, RIDDERBUSCH, KRAUSE, Cond:VON KARAJAN
MOZART REQUIEM-(MOZART)
SALZBURG??/??/7006774SMDONATH, REYNOLDS, KRENN, RIDDERBUSCH, Cond:VON KARAJAN
TRISTAN UND ISOLDE-(WAGNER)
SCALA??/??/5902636LMNILSSON, ROSSL-MAJDAN, WINDGASSEN, NEILDLINGER, HOTER, Cond:VON KARAJAN
TOROVATORE, IL-(VERDI)
SALZBURG03/06/7702188CSPRICE, LUDWIG, BONISOLLI, CAPPUCCILLI, Cond:VON KARAJAN
WALKURE, DIE-(WAGNER)
MET11/21/??09844LMNILSSON, JANOWITZ, LUDWIG, VICKERS, STEWART, RIDDERBUSCH, Cond:VON KARAJAN
(1967)
Vienna4/1/57--(Karajan) First Walkure since War.
Nilsson, Rysanek, Hotter, Suthaus, Frick, Madeira, Ludwig(Waltraute), Welitsch(Helmw.)
VERDI TE DEUM
SALZBURG??/??/7006929SMDONATH, Cond:VON KARAJAN

以下、詳細。

以上、このレーベルでのみ発売されている音源について、Liveに追加しました。

HANDELMANIA音源一覧

今回も「ジャケット画像なし」という画像をはめるところでしたが、カタログの表紙を替わりに入れてみました。
悪くない感じでしたので、これに合わせてHouse of Operaについても、先方のサイトにあるビッケみたいのが歌っている画像に変えました。

最後に、繰り返し書きますが、この手のいかがわしい販売のご多分に漏れず、こんなのレーベルとはいえないと思います。
注文さえすれば誰でも入手できるのでデータベースに追加はしますが、不本意ではあります。
当然、非正規であれ、変ないい方ですが、もっとまともなレーベルからディスク化された場合、テープ番号は消します。


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