| No.691 | 投稿日時: | 2002/08/17(土) 09:53 <↑親記事:No.690> |
| 投稿者: | Anton <E-Mail> |
おはようございます。入手されたビデオの中身はテレモンディアルの映像作品のリハーサル風景ですね。以前クラシカジャパンで「カラヤンの思い出」という番組が放映され、そこでこれらのリハーサル風景が流れておりました。その中でチャイコフスキーの5番でのカラヤンが実に感動的で、Concolorさんが共同管理人として運営されているサイトでも紹介させていただいたほどです。今一度ここに記しておきましょう。
2楽章、少しナーバスに吹いてしまったホルン奏者に カラヤン 「劣等感は持たなくていい。素晴らしい演奏をしてるじゃないか。私が保証する。小象と同じだよ。自分の強さを知らない。(オケのメンバー笑)もっと自信を持ってくれ。」
4楽章コーダを渾身の力をこめて振り終えたカラヤン、コンマスのキュッヒル氏と握手を交わすと、ウィーンフィルから拍手が起こった。テレながらも満足げなマエストロがようやく拍手を制して、 「ブラボー。お願いがある。7時にも同じ演奏を。ありがとう(投げキッス)」
どちらもカラヤンの表情が素晴らしい。
バルツァとのやりとりは前後の流れがわからないのでカラヤンがどういう指示を出しているのか少しわかりませんがちょっとおどけて笑いをとっている様は普段の厳格なイメージからは想像できないかも。
「カラヤンの思い出」という番組ではリハーサル巧者カラヤンの、オケをリラックスさせてリハーサルをすすめるという日頃固められたイメージとは別な側面を強調しており、「優れた指揮者は優れた心理学者でもある」と説いています。当時のBPO相手ではこうはいかなかったかもしれませんが。