BBS


記事一覧 全文検索

記事表示


No.473投稿日時:2002/02/13(水) 01:47  <↑親記事:No.452>
投稿者:都志見 <E-Mail>

Diskyのチャイコフスキー

#某所とのマルチポストです。

私はこの録音が大好きで、LPで英独仏日盤(いくつかのSQ盤を含む)を揃えてしまいました。評判の(?)日本盤CDを持っていないこともあり、英独LPと比べた場合はそれほど大騒ぎする程でもないと感じましたが、以前の外盤CD(1960年の4番を含む3枚組)と比較すると、いかにもアナログコピーと言った感じからずっとクリアになっているようです。ただ、私のシステムで聴くと、いくら当時のベルリンフィルのバスが強力だったとはいえ、低音域の持ち上げ方の度が過ぎるように感じます。

4番が今回外された件に関しては、テープ損傷のためというより、それに収められていた音のクォリティに問題があったためという話があります。実際、1960年代終わりから1970年代初めの頃のEMI録音には強音部で音が割れているものが多いのは良く知られています(特に有名なのがデュプレのドヴォルジャーク)。私の所有する英盤3枚組(STEREO)でも第4楽章で大太鼓がぶっ叩くところでは飽和しまくっているのですが、私はそれほど気になりません。むしろ迫力を増す効果につながっており、この演奏の凄まじさをより物語っているように聴こえます。もっとも、それをCDにしてしまうとマイナス面が目立つようになってしまうのかもしれませんし、私がもともと(DECCAなどより)EMIの音が好きだということもこの印象に関係しているかもしれません。

ただ興味深いことに、少なくとも私の所有する独SQ盤ではこの音割れがさほど目立たないのです。残念ながら、英盤ではSQ盤を持っておらず(もともと出てない可能性あり)独盤ではSTEREO盤を持っていないので音割れの違いがプレス国によるものか、チャンネル数の違いによるものかはっきりしませんし、それぞれの盤のプレス時期も違うので一概には言えませんが、「良質の」4番を出せる可能性はまだあるのではないかと思います。今回のリリースに際して、おおもとのマルチトラック(当時なら8トラックは使っているはず)までさかのぼってミックスからやり直したというわけではなさそうなので、今後に期待したいところです(いくつかのカラヤンのartものにはミックスまでやり直したとクレジットがあります)。

#一部素人の勝手な想像を含んでおります。間違いがありましたら指摘願います。



記事一覧 全文検索

Script : Sylpheed 1.23