BBS


記事一覧 全文検索

記事表示


No.2065投稿日時:2008/02/26(火) 00:12  <親記事>
投稿者:在外勤務者

カラヤン88年来日公演のCD化

DGから悲愴、ベト9以来の日本企画盤が発売されることを知り、今年の100歳記念の目玉だと私自身は思っています。

4/5から2ヶ月間にわたり1988年のカラヤンにとって最後の来日公演が相次いで発売されるとのことです。

http://www.hmv.co.jp/news/article/802130119

最初に発売される1988年5月5日のコンサートは来日公演の最後の日で、私も幸運なことにその場に居合わせることができました。

この日の公演は当初はモーツァルトの協奏交響曲とベルリオーズの幻想交響曲のプログラムと発表されていましたが、来日直前の4月後半になってプログラムがモーツァルトの39番、ブラ1に変更されました。
私は悲愴を聞きたかったのですが、発売日の電話予約(これも泊まりがけで会社の電話を数台使ってのことです)で5月5日の公演を手に入れることができたのを思い出します。
当日のブラ1での最後の1音、溜めに溜めてカラヤンのうなり声と共にひねり出されたあの音を聞いたとき、このまま時が止まればよいのに、と思ったことを20年経とうという今でも忘れることができません。極めて下半身の調子が悪く、歩かれる姿を見るのが辛かったですが、指揮台に上がったときの緊張感と勇壮さは当時の豪華なメンバーと共に一時代を代表する物だったと思います。
私の個人の意見ですが、晩年にたびたび幻想交響曲は演奏されていましたが、かつての録音のような流麗さが(特に1楽章で)失われていると感じていたためラジオを聴くたびに辛い気持ちを持ったものでした(これはベト4の2楽章とかでも感じられたものです)。なのでプログラムが私の大好きなブラ1になったときは天にも昇る気分でした。

次いで発売される5/4公演の展覧会の絵では冒頭のTpが吹き損じましたが、後日のNHK-FMの放送では録り直した音声に差し替えられていました。議論はあるかもしれませんが、私は差し替えられた音声で気持ちよく聞きたいと思います。

エアチェックを行ったテープも宝物で、CD-R盤も有り難かったですが、正規音源がマスタリングされて発売されるとの報、感謝感激です。まだまだ新しい音源でカラヤンを聴き直せる、世を去られてから20年経ってなお、楽しませてもらっています。



記事一覧 全文検索

Script : Sylpheed 1.23