| No.1983 | 投稿日時: | 2006/06/15(木) 21:56 <親記事> |
| 投稿者: | ちょぴん |
たてつづけの投稿申し訳ありません。
日本が誇る指揮者、岩城宏之氏が13日お亡くなりになられました。私は何度か氏の実演に接しており、また、氏の著書も何冊か拝読したことがあります。「歯に衣を着せない」タイプではありませんが、むしろ芸術という敷居の高い世界を一般にわかりやすく紹介し、時には歪みのある音楽社会にメスを入れようとした姿勢に、拍手を送りたくなったほどです。
何の雑誌だったか、氏のインタビューでカラヤンについて語っている記事を読んだことがあります。詳しく覚えてないのですが、アンチカラヤンだった友人達がウィーンでカラヤンのオペラを聴くと、必ずカラヤン信者になって帰ってくる、といった話や、カラヤンにザルツブルグ音楽祭に岩城氏を招いてはどうかと推薦したところ、カラヤンは「イワキは十分有名だからその必要はない」、と言った(カラヤンは無名の音楽家を発掘したがっていた、という証言)ということです。両者にあまり接点は見出せないのですが、カラヤンは岩城氏のことをヨーロッパで活躍している日本人指揮者だということは理解していた、ということですね。
やはり、日本の音楽会にとって、貴重なマエストロを失ってしまったことは残念です。ご冥福をお祈りいたします。