皆さんはじめまして。1957年59年の日本公演の映像発売は、私も大変うれしく思います。私は、57年12月5日生まれなので、ことのほかこのときの運命が大好きです(音楽的な理由ではないですね)。全曲を聴いたことがないので、楽しみです。ところで、この音源、ステレオとありますが、カラヤンが亡くなったときの追悼番組でのNHKの放送では、フィルムに同期している音の悪い方のものでした(もちろんモノラル)。その後、同時に録音された、ステレオのオーディオテープとの同期した放送がありましたね。今回発売されるもののステレオ部分はこのテープ録音でしょうね。1957年頃のライヴのステレオ録音と言うだけでも、44年の実験的ステレオ録音ブルックナーの8番の4楽章を思い出すぐらい感動しました。ところが、放送での57年59年の一連のライヴステレオ録音は、私の耳には、どう聞いても疑似ステレオにしか聞こえないのです。かといって、音質のいいモノラル録音をこのときの放送のために、疑似ステレオ化したとも考えにくく、放送のテロップでも“当時のステレオテープ録音を使用しています”とありました。頭をひねってしまった記憶があります。放送での運命の4楽章が終わったときの拍手は、もっと新しい録音で、見事な編集の完全なステレオで、むちゃくちゃいい音です。この掲示板、以前に一通り読ませていただいたのですが、この話題すでにあったかどうか、ちょっと思い出せないのですが、もう解決済みだったら失礼!ってところなんですが、皆さんご存じだったでしょうか・・・長文失礼しました。
| No.1814 | 投稿日時: | 2006/04/04(火) 21:14 <↑親記事:No.1813> |
| 投稿者: | Concolor <E-Mail> |
華原ヤンさん、今晩は。初めまして。
> ところで、この音源、ステレオとありますが、カラヤンが亡くな
> ったときの追悼番組でのNHKの放送では、フィルムに同期して
> いる音の悪い方のものでした(もちろんモノラル)。
この追悼番組は見せていただいた事がありますが、おっしゃるように音声はモノラル
ですね。
> 放送での57年59年の一連のライヴステレオ録音は、私の耳に
> は、どう聞いても疑似ステレオにしか聞こえないのです。かとい
> って、音質のいいモノラル録音をこのときの放送のために、疑似
> ステレオ化したとも考えにくく、放送のテロップでも“当時のス
> テレオテープ録音を使用しています”とありました。
1957年来日公演の放送は2001年4月29日NHK教育テレビの「思い出のシンフォニー」
ですね。
この放送は見ていますが、ステレオ音声と感じました。
(私の家の再生装置と耳には、ということですが。)
1959年のステレオ音声は、ブラームスの交響曲第1番第4楽章の後半を見ています。
1999年1月9日NHK教育テレビで放送された「20世紀の名演奏」第1夜「衝撃の初来日
〜それはカラヤンから始まった」のなかで放送されたものです。
これもステレオ音声を使用していますが、1957年同様ステレオ音声と感じています。
> 頭をひねってしまった記憶があります。放送での運命の4楽章が
> 終わったときの拍手は、もっと新しい録音で、見事な編集の完全
> なステレオで、むちゃくちゃいい音です。
「運命」全曲の中で音質に差が見られるということでしょうか。
このようなご指摘は初めて耳にしたのですが、じっくり聴きなおしてみます。
NHKエンタープライズからDVDがリリースされる6月が楽しみですね。
では。
| No.1815 | 投稿日時: | 2006/04/05(水) 03:00 <↑親記事:No.1814> |
| 投稿者: | 華原ヤン <E-Mail> <URL> |
Concolorさんこんばんは。ご返答ありがとうございます。擬似ステレオについては、いろいろな種類があり、昔、フルトベングラーの唯一のステレオといわれた、あれはたしか“魔弾の射手”だったか、あー忘れちゃいましたが(擬似ステレオ疑惑はありませんでした)、これを聞いたとき、音像がセンターによっていて、あたかもモノラル録音を後に2チャンルのテープデッキで再生して、ヒスノイズだけがステレオなんて感じに聞こえた記憶があります。音そのものもわずかに左右の広がりがあったのですが、楽器の左右の定位を確認できるまでにはいたりませんでした。マイクは2本立っていて、録音機材も2チャンネルなのに、ほとんどモノのように取れてしまったのかもしれません(すみません、カラヤン以外のことを書きすぎました)。57年59年のカラヤン日本公演も、音の広がりは気持ちよくあるのですが、左右の楽器の定位がどうしても確認できないのです。そして、音の左右の広がりになにか電気的な処理を感じてしまいます。少し専門的ですが、ステレオディレイというギターやキーボードのエフェクターがあります。この方法でステレオ化した音にかなり似ています。しかしこの技術は、当時はまだなかったと思います。いずれにしてもNHKに問い合わせてみようかなって思っています。ところで拍手のことですが、57年の運命、ドンファンは、あきらかに後で付け加えたものだと思います(マイスタージンガーは拍手なし)。それがわかるのは、59年のブラームスの1番の拍手がリアルタイムのものだからです。終わった直後にカラヤンがひとつ手をたたく音がぴたっと入っています。拍手の音の質感も、演奏の録音と同じです。なので、これら2つの音を聞き比べるとその違いがおわかりになると思います。60年代から70年代にかけての、カラヤンの映像作品の拍手の編集も同じようなやり方をしていますね。ライヴとスタジオの中間みたいなものですが、78年の海とかは、リアルタイムの拍手に聞こえます。Concolorさん、私、重箱の隅をつついているようで、なんだか申し訳ない気持ちになってきましたが、とにかく、運命全曲が聴ける(見れる)と思うとわくわくします。DVD発売本当に楽しみですね。再び長文失礼しました。
| No.1816 | 投稿日時: | 2006/04/05(水) 22:45 <↑親記事:No.1815> |
| 投稿者: | Concolor <E-Mail> |
華原ヤンさん、今晩は。
> 57年59年のカラヤン日本公演も、音の広がりは気持ちよく
> あるのですが、左右の楽器の定位がどうしても確認できな
> いのです。そして、音の左右の広がりになにか電気的な処
> 理を感じてしまいます。
そうなのですか。
再度観直しましたが、カラヤンの指揮姿に目がいってしまうためか
オーケストラの定位は気になりませんでした。
音声だけで聴くとまた違うのかもしれません。
> 少し専門的ですが、ステレオディレイというギターやキー
> ボードのエフェクターがあります。この方法でステレオ化
> した音にかなり似ています。
その方法については何も分かりませんが、NHK教育テレビ「思い出
のシンフォニー」放送時に最新の技術で、とアナウンスしていま
したので何らかの方法を使ったのかもしれませんね。
> いずれにしてもNHKに問い合わせてみようかなって思っています。
何か分かりましたら教えていただければと思います。
> ところで拍手のことですが、57年の運命、ドンファンは、
> あきらかに後で付け加えたものだと思います(マイスター
> ジンガーは拍手なし)。
このような編集は避けてもらいたいものですね。
ライヴを放送で観たり聴いたりする楽しみは会場の中の音をその
まま、と思っています。
> Concolorさん、私、重箱の隅をつついているようで、なんだか
> 申し訳ない気持ちになってきましたが、とにかく、運命全曲が
> 聴ける(見れる)と思うとわくわくします。
「重箱の隅」とは思いいませんし、このように教えていただけるのもまた楽しいです。
ありがとうございました。
では。
| No.1817 | 投稿日時: | 2006/04/06(木) 13:07 <↑親記事:No.1815> |
| 投稿者: | Tuba_Trombone |
1957年時のDVD発売以前の、音声について話題になっていますね。6月になれば、はっきりするでしようから、それまでの話題ですね。小生、1957年来日時の演奏会映像と、音源(CD化されたもの)を所有しております。運命は、1楽章に2分程度、モノラル音声部分あります。HMVの紹介文にも一部モノラルとあります。また、冒頭部分は静止画でしょう。数年前の放送された時に、池辺晋一郎さんが、フィルムを片手に冒頭部分の静止画について、どうしても見つからない、と、悔しそうに説明されました。音声のモノラル部分については、その演奏画面にクレジットされています。また、テープデッキの磁気ヘッドの製造ロットにより、定位の多少のずれがあります。TEAC、SONYでも経験しております。投書にある定位についてのコメントに対してではありません。また、デジタルマスターリングされた映像は、ニュルンベルグのマイスタージンガー前奏曲の放送映像を2種類所有していますが、確かに、非常に改善されています。音声も素晴らしいステレオです。拍手まで注意深く聴いていませんが、正真正銘のステレオ録音です。もし、擬似ステレオでありましたら、発売されるDVDにしっかりと記載説明されていると思いますので、あと2ケ月あまりの、楽しい議論の展開としましょう!