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No.1706投稿日時:2006/01/11(水) 23:44  <親記事>
投稿者:Jimmy

発売許可(「韓国版チャイコ4番 71年の感想」改め)

カラヤンのスタジオ録音でも、とんでもないオケのミスや編集ミスがそのまま市販されているものは、決して稀ではないようです。BPOとのEMIのシベ2の2楽章は2番フルートが半拍遅れて、しかも音を間違えていたと記憶しています(あまりのことにショックを受けて売り払ってしまい確認できません)。あるいはDGとのブラームス(3番でしたか)では完全に音が飛ばされていて、コンマスの安永さんもどうしてこんなものが市販されているのか首をひねっておられました。マラ5でもラッパが音をはずしているのは修正されずに市販されています。
カラヤンがどの様に市販前のチェックをしていたのかは判りませんが、一つの可能性として自宅の編集室はビデオ用(映像用)であった、あるいは映像のチェックに重点をおいていた、という可能性はいかがでしょうか。言い換えると、アナログ末期にあっては、満足のいく演奏が出来たものについては、プレイバックは聞かなかったかあるいはさほど詳しくチェックせず(例えば車を運転しながらカセットで流していたとか)、ディレクターやエンジニアを信頼して任せていた、というのではないでしょうか。


No.1710投稿日時:2006/01/12(木) 11:03  <↑親記事:No.1706>
投稿者:Tuba_Trombone

Re: 発売許可(「韓国版チャイコ4番 71年の感想」改め)

ご意見ありがとうございます。演奏上のミスがそのままLPやCDになっているものが相当数、存在することを改めて知りました。

ここで、録音について意見を述べます。オープンリールのダイナミックレンジは、90db(デジベル)ですが、オーケストラの最大値は110b以上になります。当然、このままでは、録音テープは歪みますので、プロは、コンプレッサー(dbx)を使用して、圧縮して録音していました。また、同時にリミッターをかけていました。つまり、110dbを90dbの中に仕舞い込む(適当な表現ではありませんが)形になります。しかし、たとえば1958年頃からの、米Mercuryの35mmフィルムレコーデイングでは、ノンリミッターで録音されていますが、今聞きましても最新のデジタルレコーデングと遜色のない、素直な音質に驚嘆してしまいます。ドルビー、dbxを使用しない録音こそ、真の音楽が聴けるように思いますが・・・・?  話題のチャイコフスキーですが、こんな基本的な誤りを録音技師がするはずもないように思えます。例えばですが、CDの登場で、デジタルマスターリングしなければなりませんが、プロは、オープンリール形式のデジタルテープで編集しましたが、ひょっとして、そのマスター製作の段階で入力オーバーのままマスターを作成し、そのあと、アナログのオープンリールテープを廃棄してしまい、後悔先に立たず・・となっている・・・・とも、勝手に想像してしますます。しかし、これも、現実的には考えにくい事です。ご意見にございましたミスタッチやトチリ?の容認ではなく録音自体のミスは決して許されないものであり、そのまま製品化するとはどうしても考えられない・・・と思います。まして、本番のレコーデングでは最低、2台以上のオープンリールデッキ(またはそれ以上の台数)で録音します。いろいろと勝手な想像をしての議論の展開をお許し下さい。尚、編集されたマスターテープは、世界に1本しかなく、そのマスターテープをダビングして契約会社へ送品していました。しかし、次の段階で音質差が技術力により顕著になりましたので、その後、金属盤を各国に提供した音楽会社も増えました。本当の意味のマスターテープは、テイク音の入った、呼吸も聞き取れるほどのテープでしょうが、製品化するための、マスターテープを作成した段階で廃棄=消去したのでしょうか? MercuryのCDは、50年ほど前の本当の意味の35mmフィルムレコーデングシステムを再現して、デジタルマスターリングした・・・となっています。なるほど、素晴らしい音質です。SACDはなおさらです。 ご意見、ご指摘をお願い致します。最後に、自分のデッキとマイクを持参して生録音(会)に出かけたこともたびたびございました。最も注意しましたのが、入力レベルでした。使用するテープとの相性が合致した場合の録音は、この世で、こんな素晴らしい音を聴いているものは誰もいない・・・・と、有頂天になっていた時期もございました。35年以上前のことです。お笑い下さい。


No.1714投稿日時:2006/01/12(木) 22:41  <↑親記事:No.1710>
投稿者:karayanus <E-Mail>

Re: Re: 発売許可(「韓国版チャイコ4番 71年の感想」改め)

Tuba_Trombone様

非常に参考になりました. 3回読み返して何とか理解できました.色々勉強になりました.

自分の疑問は1972年発売の東芝のLPで既に終楽章は音が割れているという事実です.これをカラヤン来日前後の1973年に聞き 6番だけ4チャンネルLPを奮発し 4/5番は2チャンネルのLPを買いました. (4チャンネルLPは高額でした) 5番は第一楽章が多少かさかさした音でしたが 2-4楽章は演奏/録音とも完璧に聞こえ 悲愴の録音も最上でした. 4番だけが 全体に音像がわずかに遠く その代わりホールトーンはたっぷりですが 余りの名演に当時は余り気になりませんでしたが 今聞くと終楽章がバイオリンは やや遠くシンバルや大太鼓が ””ドスン””となる度に歪む感じで その内リミッターが掛かったように 最強音が頭打ちとなり そのまま終わりへ突入という次第です. 当時のLPがそういう音で御座います.4番だけにそういう現象が起きます.

その音の印象は(セラフィムは論外として)韓国のCDでは もう少しバイオリンが良く聞こえます. 一応韓国CDで一応鑑賞には支障はありませんが これほどの演奏なので 良い音源があるならぜひ聴いてみたいものです.

Karayanus






> ご意見ありがとうございます。演奏上のミスがそのままLPやCDになっているものが相当数、存在することを改めて知りました。
>
> ここで、録音について意見を述べます。オープンリールのダイナミックレンジは、90db(デジベル)ですが、オーケストラの最大値は110b以上になります。当然、このままでは、録音テープは歪みますので、プロは、コンプレッサー(dbx)を使用して、圧縮して録音していました。また、同時にリミッターをかけていました。つまり、110dbを90dbの中に仕舞い込む(適当な表現ではありませんが)形になります。しかし、たとえば1958年頃からの、米Mercuryの35mmフィルムレコーデイングでは、ノンリミッターで録音されていますが、今聞きましても最新のデジタルレコーデングと遜色のない、素直な音質に驚嘆してしまいます。ドルビー、dbxを使用しない録音こそ、真の音楽が聴けるように思いますが・・・・?  話題のチャイコフスキーですが、こんな基本的な誤りを録音技師がするはずもないように思えます。例えばですが、CDの登場で、デジタルマスターリングしなければなりませんが、プロは、オープンリール形式のデジタルテープで編集しましたが、ひょっとして、そのマスター製作の段階で入力オーバーのままマスターを作成し、そのあと、アナログのオープンリールテープを廃棄してしまい、後悔先に立たず・・となっている・・・・とも、勝手に想像してしますます。しかし、これも、現実的には考えにくい事です。ご意見にございましたミスタッチやトチリ?の容認ではなく録音自体のミスは決して許されないものであり、そのまま製品化するとはどうしても考えられない・・・と思います。まして、本番のレコーデングでは最低、2台以上のオープンリールデッキ(またはそれ以上の台数)で録音します。いろいろと勝手な想像をしての議論の展開をお許し下さい。尚、編集されたマスターテープは、世界に1本しかなく、そのマスターテープをダビングして契約会社へ送品していました。しかし、次の段階で音質差が技術力により顕著になりましたので、その後、金属盤を各国に提供した音楽会社も増えました。本当の意味のマスターテープは、テイク音の入った、呼吸も聞き取れるほどのテープでしょうが、製品化するための、マスターテープを作成した段階で廃棄=消去したのでしょうか? MercuryのCDは、50年ほど前の本当の意味の35mmフィルムレコーデングシステムを再現して、デジタルマスターリングした・・・となっています。なるほど、素晴らしい音質です。SACDはなおさらです。 ご意見、ご指摘をお願い致します。最後に、自分のデッキとマイクを持参して生録音(会)に出かけたこともたびたびございました。最も注意しましたのが、入力レベルでした。使用するテープとの相性が合致した場合の録音は、この世で、こんな素晴らしい音を聴いているものは誰もいない・・・・と、有頂天になっていた時期もございました。35年以上前のことです。お笑い下さい。
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No.1719投稿日時:2006/01/14(土) 00:35  <↑親記事:No.1714>
投稿者:T-Yo

韓国版チャイコ4番


こんばんは

遅ればせながら、韓国CDを入手しました。これまでは東芝と米国エンジェルLPを聴いてましたが、第4楽章の印象は同じですね。韓国CDでは左ch低域のガサガサした音の汚れが少々耳につきますが、トータルで東芝LPよりはマシです。ちょうど米国LPの元テープをCDにした感じです。米国のテープは欧州オリジナルの子コピーと聞きましたが、韓国も同じだったのでしょうか。東芝は孫コピーでしたよね。
それにしても、わずか6日間の集中セッションで、同じスタッフが録音しているのに、5番、6番とは音の仕上がりが違いすぎるのが本当に不思議です。この4番はあまりにも壮絶な演奏なので、当時の録音テープには入りきらなかったものと勝手に納得しています。もしタイムマシンがあったら、現代のDSDレコーダを抱えて71年9月のベルリンに行ってみたいものです。



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